サングラス似合う人うらやましいです。かけなれてないのもあるし周りが見慣れてないのもあるだろうけど、自分はお世辞にも似合うと思えないなあ…。さして日差しが強いわけでもない日本で、別段網膜が弱いわけでもない日本人のサングラス選びって難しいと思います。
メイドインアメリカのサングラスといえばやはりレイバン。ボシュロム社がアメリカ空軍の要請で開発・正式採用に至ったサングラス=「アビエイター(戦闘機乗り)モデル」が原型となって1937年に誕生したブランドで、ブランド名「Ray−Ban」とは「光を遮断する」という意味です。同年に発売されたクラシックメタルは現行まで続くベストセラー、翌38年には射撃用のシューターや定番のアウトドアーズマンが立て続けに誕生、これらはすべてティアドロップ型=全方位の視界をカバーするというサングラスのあるべき姿なわけです。ファッションではなくミルスペック
(※1)からスタートしたレイバンの本領はレンズで、いかに効率的に強烈な太陽光線から眼と視界を保護するかとゆー点にフォーカスされています。まあ文句無しにティアドロップはかっこいいんですが日本人にはややハードルが高い(キマッてれば話は別ですが)。セルフレームのウェイファーラーが一番向いてるよーな気がします。
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80年代製のウェイファーラー。あ、レンズ入ってません(笑)ウェイファーラーはそれまでの機能性重視のサングラスとは真逆で、快適な着け心地&フィット感とファッション性の高いデザインが特徴。1953年に登場以来多くのロックスターや俳優に愛されてきた名品で、一見優等生ルックのウェイファーラーをロックなヤツがかけるとゆーギャップがまたイイですね、ちょっと気難しい男のかけるサングラスのイメージ。ビート詩人な雰囲気もあります。映画「ブルースブラザーズ」でジョン・ベルーシとダン・エイクロイドがかけてるのはコレ。「卒業白書」でトム・クルーズがかけてるのもコレ。スティーブ・マックィーンも愛用してましたね。最近ではジョニー・デップなんかもかけてますね。1999年レイバンはイタリアのルックスオティカ社
(※2)の傘下へ、その流れで2004年にリム幅がやや狭い「ニュー・ウェイファーラー」がリリースされ旧来型は一旦生産中止になるも、2007年ブランド誕生70周年を機に復活しました。
G−1にティアドロップとゆー出で立ちも正直厳しい昨今、こーゆーカウンターカルチャーの匂いのするサングラスがイイんではないかと。
(※1)ミルスペックとは「U.S.ミリタリー・スペシフィケーション」、つまり米国軍用規格のことで、戦時・極地での使用を前提とした厳しい審査基準です。航空機装備品や電子機器の部品や材料から、靴や衣料・缶詰や鉛筆削りといった生活・事務用品にいたるまで、ミルスペック登録されている品目は2万件とも3万件とも言われます。
(※2)「ブルースブラザーズ(The Blues Brothers)」(1980年) アメリカNBCの人気番組「サタデー・ナイト・ライブ」の人気コーナーのキャストとバックバンドをもとに、コメディ・アクション・ミュージカルなどの要素を盛り込んでストーリー化した映画で、日本での公開は1981年。一流のバックバンドと豪華な客演ミュージシャンらが話題となって大ヒット、ブルースやR&B・ソウルなど黒人音楽に対するオマージュを謳った作品です。1998年には続編「ブルース・ブラザース2000」が製作され、故人ジョン・ベルーシとキャブ・キャロウェイ、ジョン・キャンディを除くほとんどのキャストが再登場、またB.B.キングやエリック・クラプトンといった大御所ミュージシャンらが新たに出演し話題となりました。


▲主演ジョン・ベルーシとダン・エイクロイドの黒いスーツに黒いネクタイと靴、黒いソフト帽にレイバンのウェイファーラーというスタイルは、往年のブルースミュージシャン達へのオマージュ。
(※3)「卒業白書(Risky Business)」(1983年) 大学入試をひかえた中産階級育ちの主人公が両親の留守中にひき起こすお金目あての乱痴気パーティー騒動と高級コールガールとの恋を描く、ユーモラスな青春映画。


▲主演トム・クルーズの出世作。ワイシャツにブリーフ姿で踊るシーンが有名(笑)
(※4)イタリアのルックスオティカ社はレイバンをはじめ、オークリー・キラーループ・ペルソルなどのメジャーアイウェアブランドから、シャネル・ドルチェ&ガッバーナ・ラルフローレンといったナショナルブランドのOEMまで多数手がける世界最大のアイウェアメーカー。
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