リーバイスに隠れてやや影の薄いリーですが、名作も多く個人的には大好きです。101Jはリーを代表するジャケットで、スティーブ・マックィーン
(※1)が愛用したことでも知られます。タイトで短めの見頃に長めの袖丈、「Lee RIDERS」の刻印ボタン、デザインと補強のための前立てのジグザグステッチ、身幅調整用の猫目アジャストボタンなどが主な特徴。
1910年頃に鉄道工員や農夫用のワークウェアの生産を始めたリーは、1931年にカウボーイ・ロデオカウボーイ向けの「カウボーイジャケット(スリムジャケット)」を発売。このモデルが原型になってその後1946年頃に101Jのデザインが完成されます。リーバイスはまだファーストの時代。馬に乗った姿勢を考えてデザインされたリーのジャケットは、スタイリッシュで色気があってイイ。シルエットもきれいだし、なんていうか曲線美?がたまらないですね。突起の少ないリー独特のリベットやプラスチックのアジャストボタンも鞍を傷つけない工夫と言われます。
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60年代中期のライダース。黒タグ
(※2)に胸ピスネーム
(※3)はMRなしサークルR。普通に2.3万くらい?60年代初期以前の三角タグとか赤タグのやつだと倍くらい。リーのジージャンは悲しいかなリーバイスに比べて全然安く(逆にカバーオールなんかはいい値段する)、101Jにストームライダーに、おまけに100Jウエスターナーを買ってもリーバイスのファーストより多分安い(笑)そういう意味でもリーのジージャンはとてもオススメ。
(※1)スティーブ・マックィーン(Steve McQueen) 1956年「傷だらけの栄光」でポール・ニューマン扮するロッキーの悪友役(出演時間は合計してたった5分程)で映画デビュー、1958年にテレビ出演した「拳銃無宿」のヒットにより一躍有名スターに。その後「荒野の七人」「大脱走」「華麗なる賭け」「ブリット」など数々の映画に出演。1930年生まれ1980年没。


▲「タワーリング・インフェルノ(The Towering Inferno)」(1974年) 超高層ビル大火災を舞台にしたパニック映画の名作。永遠のライバル、ポール・ニューマンとの共演が見所!


▲「ハンター(The Hunter)」(1980年) スティーブ・マックィーンの遺作。過去30年間に1万人もの犯罪者を牢に送り込んだ実在の賞金稼ぎ「バウンティング・ハンター」ラルフ・ソーソンの半生。劇中でマックィーンが着ているのはMA-1・8279E。まさにお手本のような着こなし。
(※2)ジャケットに付くネームタグ。製造年代の特定に役立ちます。101Jが誕生した1946年から50年代末までは赤タグ、60年初期に三角タグ(赤→黒)になり、60年代中期以降は黒タグ。70年代後期からは「101J」の品番表記が消滅。
(※3)ジャケットの左胸ポケットに付くピスネーム。「Lee」刺繍の入った黒タグが付けられ始めたのは1946年。1962年からはサークルR(○の中にR)マークが加えられ、60年代後半以降になるとサークルRの下にMRマークが入るようになります。
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