基本的に旧いモノが好き
現役バイヤーがアメカジやヴィンテージ古着を中心にオススメのファッションアイテムを紹介します。
何をチョイスしたらいいか分からない… 詳しいウンチクが知りたい… そんな時のご参考に。これであなたもファッション通☆
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ファッション・雑貨・インテリア…ミッドセンチュリーなアメリカ物を中心に、ライフスタイル全般のバイヤーをしてます。最近はヨーロッパブランドも興味アリです。ファッションは好きだけど何をチョイスしたらいいか分からない… 詳しいウンチクが知りたい… そんな時のご参考に。これであなたもファッション通☆

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日本での展開は2003年からと日は浅いものの、今や人気鞄ブランドの頂点に立つダニエル&ボブ。多くの有名セレクトショップから渾身の別注モデルを数多くリリースしているところからも、その人気と実力がうかがえます。

ダニエル&ボブは1976年イタリア・フェラーラで創業。高級メゾンブランドへのベルトの供給からスタートし、現オーナー兼デザイナーのアンドレア・ボルトロッティ氏が引き継ぎ発展、ウィメンズのバッグや有名ブランドのバッグのOEMなどを手がけてきた歴史を持っています。「モノを蓄えるのでなく、大切なものだけに絞り込むことで良質な生活を謳歌できることを伝えていきたい」と語るアンドレア氏の言葉通り、時代を超えて愛されること、優れた品質と普遍のクラフツマン・シップを備えていること、という理念が込められています。ちょっと高いですがw

ビジネス用のブリーフバッグや定番のボストン「ジャスミン(JASMINE)」に並んで、なかなかの人気っぷりに成長した「クロドーロ・サック(CULODORO SUCK)」。それどこのバッグですか?とよく聞かれる、うれしいやつです。



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ハンドル+ショルダーストラップで手持ちにも肩掛けにもできる優れモノの2wayトート。サイドのスナップで荷物量に合わせてマチ幅を広げることが可能で、普段使いから2.3泊の旅行まで幅広く対応できちゃいます。カジュアルにもジャケパンスタイルにも上品にハマる、ありそうでなかった「大人のための」トートバッグ。

ジャスミンやクロドーロ、といった「型」のペットネームに加え、素材のバリエーションが豊富なのも魅力で、バケッタレザーにクロコダイルの型押しをした「コッコーネ(COCCONE)」や、ヴィンテージ加工&手作業でシワを出した「ロディ(RODI)」などが人気。使い込んだ深い革のツヤ感はダニエル&ボブならではです。買って間違いないバッグ。さらにこだわりのセレクトショップ別注もオススメ。






テーマ:男の小物 - ジャンル:ファッション・ブランド

デニムのジージャンも直球でいいですが、変化球に持っておきたいスエードジャケット。リーバイスのスエードといえば70505通称「サード(※1)」タイプで、襟にスムースレザーを使用したショートホーンタグの初期タイプと、その後のオールスエードタイプの2種。もともとタマが少ないうえに汚れやすく、程度がイイのは少ないですね。当然だけどショートホーンのほうが断然人気・希少性が高く、値段も倍くらい?違っちゃいます。

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茶タブに生成色のビッグ「E」で、1960年代後半からちょうど70年頃のもの。この後スモール「e」になり、オレンジタブのものや身頃にスラッシュポケットが付くタイプもあります。普通にリアルレザーなので裏はツルっツル、ボタンはすべてドットボタン。程度によって4万〜6万くらいかな、ショートホーンタグで程度が良いのは10万オーバー。デニムジーンズとの相性は文句無しにイイですね。イマっぽく着るならこっちのオールスエードのほうが向いてると思います。フリー&イージー的ラギッドな雰囲気もあり。

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(※1)サードモデルは1962年に誕生。立体的な型紙・裁断と1961年に開発された「洗っても縮まないデニム=プリシュランクデニム」を採用、より体にフィットする洗練されたファッション性の高いジージャン。最初の数年間は557XX、その後70505へマイナーチェンジ。557XXと70505とを区別しないで「サード」と呼ぶ向きと、あくまで557XXだけを「サード」とする向きとがあります。

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テーマ:男性ファッション全般 - ジャンル:ファッション・ブランド

リーのカバーオール「91−J」です。ロコモーティブ=鉄道工員用に設計されたジャケットで、誕生したのは1928年。アメリカでカバーオールはオール・イン・ワン=「つなぎ」のことですが、日本ではなぜかこうした着丈が長めのジャケットを指します。トリプルステッチのいかにもワークウェアな質実剛健さとリーらしいこなれたディティールが特徴の、カバーオールの元祖といえる名品。

リーの歴史を勉強しましょう。リーの創設者ヘンリー・デヴィッド・リーが前身の「H.D.リー・マーカンタイル・カンパニー」を創業したのは1889年。創業地=キャトル・ドライブの終着点「カンザス」で東部から仕入れた既製品のオーバーオールやカバーオールを販売、やがて1911年頃から自社での生産をスタートさせます。鉄道工員、農夫やカウボーイといった職能に合わせ数々の名品をリリース。鉄道工員には91−J、農夫には91−B、カウボーイには101Jといった具合で、ニーズを汲み取るのがとても上手かったんですね。

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ハウスネーム(※1)&首振りロング・リーボタン(※2)の1950年代製の91−J。1925年以降のJELT DENIM(※3)表記&1930年以降のSANFORIZED(※4)表記、「ee」に角度がついていないことからもハウスネーム最後期のもの。左胸のポケットは二重構造、ポケット裏には補強のためにスレキがあてられ、縮率の違いから独特のアタリが出ていますね(見頃ポケットも同様)。Aライン&前下がりのシルエットや小ぶりなテーラードカラー、丸みのあるポケット…作業着とは思えないくらいシャレてますね。

雑誌フリー&イージーの提唱するラギッド・スタイルにぴったりな一着。再評価も進んでるようです。リーはジージャンは安いのにカバーオールは高い。この年代ので7万から10万オーバーくらいでしょうか。実際に作業着として着られていたため現存数が少なく、だんだん貴重になってきています。

(※1)ハウスネームは1950年頃まで使用されていたタグ。背景が「家」の形をしているためこう呼ばれます。1930年代に一時101Jカウボーイジャケットなどにも採用されます。

(※2)ロング・リーボタンは“L”の横棒部分が長く伸びたロゴのボタンで、1950年代まで採用。それ以前は「UNION MADE BY Lee」の刻印。

(※3)ジェルトデニム(JELT DENIM)は「11ozで13oz並みの強さ」というキャッチフレーズで1925年にリーが発表した強撚糸のデニム地。

(※4)リーが採用した「サンフォライズド(SANFORIZED)加工」は製品の縮みを解消する縮絨・防縮加工のひとつ(縮率1%)。カルエット・ビーボディー社のサンフォード・カルエットによって1928年に発明され、特許取得は1933年。これによってジッパーの採用が進みます。リーバイスは大きく遅れをとり、1961年になってやっとXXデニムの供給元コーンミルズ社と共同開発した「プリシュランクデニム」を発表。

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テーマ:男性ファッション全般 - ジャンル:ファッション・ブランド

ここ数年、流行りのツアージャケットです。スーベニア(お土産)ジャケットといえばスカジャンが定番ですが普段の生活にはちょっと馴染みにくい(笑)んですよね、ちょっとトッポさも醸しつつ軽いタッチで羽織れるこのタイプは、一着あると楽しめると思います。

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04年製の東洋エンタープライズ・バズリクソンズのツアージャケット・レプリカ。ドリズラーをベースにしたコットン単衣の軽快な作りで、着込んでクタってくるとさらにイイ感じ。手振り刺繍(※1)もさすが、ここらへんは東洋エンタープライズの一番得意とするところではないでしょーか。CBI(チャイナ・ビルマ・インド)戦線で活躍した第14空軍第23戦闘航空群=フライング・タイガースのカスタム。右胸には日本を足でいなす虎の足と第14空軍(14 Air Force)、左胸には第23戦闘航空群(23 Fighter Group)が、背中全面には同様の部隊名とウォルト・ディズニー・スタジオのロイ・ウィリアムズによってデザインされた虎に翼が生えたキャラクターが刺繍されています。「如虎添翼」とはフライングタイガースのニックネームの元になった中国の故事で、「地上でもっとも獰猛な虎に翼を与えればまさに無敵」という意味です。完全にアンチ・ジャパンですw

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盧溝橋事件に端を発した日中戦争によって空軍戦力を大きく損耗した中国国民党の蒋介石は、当時中国空軍の軍事顧問だったクレア・L・シェンノート米軍退役大佐に志願部隊の編成を依頼。中国への援助が日本の大東亜共栄圏拡大に向けた南方進出の阻止になると考えたルーズベルト大統領の支持を得て1941年アメリカ義勇軍「AVG(アメリカン・ボランティア・グループ)」が編成されます(参戦前のアメリカが中国へ兵力を送り込む抜け道というのが本来の目的)。AVGは中国空軍に雇われた傭兵部隊としてCBI戦線において日本陸軍航空隊と激しい空戦を繰り広げ、真珠湾奇襲攻撃を受けた後のアメリカ正式参戦後、アメリカ陸軍航空隊に編入されます。

(※1)針が一定の間隔で左右にスライドする横振りミシンによる熟練職人の手刺繍のことで、ジャンパーやジャケットをキャンパスに見立てて和柄・地図やレターを施したものをスカジャンやツアージャケットと呼びます。

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テーマ:男性ファッション全般 - ジャンル:ファッション・ブランド

リーバイスに隠れてやや影の薄いリーですが、名作も多く個人的には大好きです。101Jはリーを代表するジャケットで、スティーブ・マックィーン(※1)が愛用したことでも知られます。タイトで短めの見頃に長めの袖丈、「Lee RIDERS」の刻印ボタン、デザインと補強のための前立てのジグザグステッチ、身幅調整用の猫目アジャストボタンなどが主な特徴。

1910年頃に鉄道工員や農夫用のワークウェアの生産を始めたリーは、1931年にカウボーイ・ロデオカウボーイ向けの「カウボーイジャケット(スリムジャケット)」を発売。このモデルが原型になってその後1946年頃に101Jのデザインが完成されます。リーバイスはまだファーストの時代。馬に乗った姿勢を考えてデザインされたリーのジャケットは、スタイリッシュで色気があってイイ。シルエットもきれいだし、なんていうか曲線美?がたまらないですね。突起の少ないリー独特のリベットやプラスチックのアジャストボタンも鞍を傷つけない工夫と言われます。

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60年代中期のライダース。黒タグ(※2)に胸ピスネーム(※3)はMRなしサークルR。普通に2.3万くらい?60年代初期以前の三角タグとか赤タグのやつだと倍くらい。リーのジージャンは悲しいかなリーバイスに比べて全然安く(逆にカバーオールなんかはいい値段する)、101Jにストームライダーに、おまけに100Jウエスターナーを買ってもリーバイスのファーストより多分安い(笑)そういう意味でもリーのジージャンはとてもオススメ。

(※1)スティーブ・マックィーン(Steve McQueen) 1956年「傷だらけの栄光」でポール・ニューマン扮するロッキーの悪友役(出演時間は合計してたった5分程)で映画デビュー、1958年にテレビ出演した「拳銃無宿」のヒットにより一躍有名スターに。その後「荒野の七人」「大脱走」「華麗なる賭け」「ブリット」など数々の映画に出演。1930年生まれ1980年没。



▲「タワーリング・インフェルノ(The Towering Inferno)」(1974年) 超高層ビル大火災を舞台にしたパニック映画の名作。永遠のライバル、ポール・ニューマンとの共演が見所!



▲「ハンター(The Hunter)」(1980年) スティーブ・マックィーンの遺作。過去30年間に1万人もの犯罪者を牢に送り込んだ実在の賞金稼ぎ「バウンティング・ハンター」ラルフ・ソーソンの半生。劇中でマックィーンが着ているのはMA-1・8279E。まさにお手本のような着こなし。

(※2)ジャケットに付くネームタグ。製造年代の特定に役立ちます。101Jが誕生した1946年から50年代末までは赤タグ、60年初期に三角タグ(赤→黒)になり、60年代中期以降は黒タグ。70年代後期からは「101J」の品番表記が消滅。

(※3)ジャケットの左胸ポケットに付くピスネーム。「Lee」刺繍の入った黒タグが付けられ始めたのは1946年。1962年からはサークルR(○の中にR)マークが加えられ、60年代後半以降になるとサークルRの下にMRマークが入るようになります。

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テーマ:男性ファッション全般 - ジャンル:ファッション・ブランド

ビジネススタイルに差を付けるのは、スーツ本体よりもむしろバッグや靴だったりする、かもしれません。ここ1.2年気に入ってるダニエル&ボブの定番ブリーフ「マウロ・ブリーフ(MAURO BRIEF)」。



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必要十分なサイズで、A4ファイルやノートPCはもちろん一泊程度の出張なら全然OK。バッグの裏面にはレザーフラップ付きのマガジンポケット、バッグ内側にはペン挿し&小物用のオーガナイザーポケットが付いて機能性・収納性もばっちり。一番のポイントは、手持ちハンドルにこだわるダニボブにしては珍しくショルダーストラップが付く点だったりします。雨の日とか、荷物が多くて両手がふさがったときにすごく助かるんですよねw

もっと薄マチのスタイリッシュ・ブリーフ「ルイジーナ(LUISINA)」もいいですが、個人的にはこちらをオススメします。レザー部にはバケッタレザーの「ブルガロ」を使用、リモンタ社製の高密度ナイロンの光沢と相まってとても高級感のある仕上がり。いつものスーツがワンランク・ツーランク上がったような気にさせてくれる、そんなバッグ。

ダニエル&ボブは1976年イタリア・フェラーラで創業。高級メゾンブランドへのベルトの供給からスタートし、現オーナー兼デザイナーのアンドレア・ボルトロッティ氏が引き継ぎ発展、ウィメンズのバッグや有名ブランドのバッグのOEMなどを手がけてきた歴史を持っています。「モノを蓄えるのでなく、大切なものだけに絞り込むことで良質な生活を謳歌できることを伝えていきたい」と語るアンドレア氏の言葉通り、時代を超えて愛されること、優れた品質と普遍のクラフツマン・シップを備えていること、という理念が込められています。ちょっと高いですがw

雨の日も気にしないでガンガン使っていたら、なんだかナイロン地と(多分)芯地が剥離してきたっぽい…ちーん。






テーマ:男の小物 - ジャンル:ファッション・ブランド

ヴィンテージレザーのメールバックなんかが気分ですが、雨とか使い回しを考えるといつもお手軽なナイロン・バックパックになってしまいます。最近よく背負ってるのはシェラデザインの1980年代の名品デイ・トリッパー。グレゴリーのバックパックも大好きですが、荷物少なめ派の私にはちょっと大きいんですよね…。

1965年カルフォルニア・バークレーでジョージ・マークスとボブ・スワンソンの2人によって設立されたシェラデザイン。ブランド名は目前にそびえ立つシェラ・ネバダ山脈に由来してます。「命を託せる信頼性」をコンセプトに、ウェア・テント・寝袋などのアウトドアギアを開発、68年にリリースされた60/40(※1)マウンテンパーカーはあまりに有名、アウトドアシーンはもちろんタウンユースにも広く愛され続けているブランドです。

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バックパックの元祖、80年代製オリジナルのデイトリッパー。1968年の発売と同時に大ブレイクしたベストセラーバッグです。80年代中頃に廃盤となるも、その後も根強いファンの声を受けて何度か復刻されています。ティアドロップ型のスマートなシェイプにフェルトパッド付きの15mmハーネス、クラシックな雰囲気のレザーボトム、上下に分かれたコンパートメントが特徴。ちょっと容量小さすぎ?ですが旧タグもイイ雰囲気です。70年代は7本の樹木だったのが80年代になると8本樹に、90年代になると9本かと思いきや3本へ激減。森林伐採や環境破壊を問題提起してるんでしょうか。

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こちらは2005年シェラデザイン生誕40周年を記念して復刻されたUSA製デイトリッパー。500Dナイロンに本革のボトム、ハーネスも昔に準じたフェルトパッド付き。本来付いていないウエストベルトのオマケも付いてます。当時の目の粗いナイロンやグログランテープ、ネップ入りのフェルトなど、オリジナルと同じのは用意できないんだろうな…と思いつつも全体的にはイイ雰囲気で復刻されてます。70年代の旧タグも再現。60/40マウンテンパーカーも最近再評価が進んでいるようですね。ペンドルトンのウールブランケットを裏地に使ったヤツ欲しいなあ。




(※1)「60/40」とはコットン60%ナイロン40%(厳密には58:42)の混率に由来する防水素材。コットンより軽くてゴワつかず、ナイロンより摩擦に強い。通気性を保ちつつ濡れるとコットンが膨張して雨の進入を防ぐことから「雨を防ぎながら湿気(汗)は逃がす」当時としては画期的な防水素材で、シェラデザインのブランドイメージを世界中に確立させました。

テーマ:バッグ - ジャンル:ファッション・ブランド

サングラス似合う人うらやましいです。かけなれてないのもあるし周りが見慣れてないのもあるだろうけど、自分はお世辞にも似合うと思えないなあ…。さして日差しが強いわけでもない日本で、別段網膜が弱いわけでもない日本人のサングラス選びって難しいと思います。

メイドインアメリカのサングラスといえばやはりレイバン。ボシュロム社がアメリカ空軍の要請で開発・正式採用に至ったサングラス=「アビエイター(戦闘機乗り)モデル」が原型となって1937年に誕生したブランドで、ブランド名「Ray−Ban」とは「光を遮断する」という意味です。同年に発売されたクラシックメタルは現行まで続くベストセラー、翌38年には射撃用のシューターや定番のアウトドアーズマンが立て続けに誕生、これらはすべてティアドロップ型=全方位の視界をカバーするというサングラスのあるべき姿なわけです。ファッションではなくミルスペック(※1)からスタートしたレイバンの本領はレンズで、いかに効率的に強烈な太陽光線から眼と視界を保護するかとゆー点にフォーカスされています。まあ文句無しにティアドロップはかっこいいんですが日本人にはややハードルが高い(キマッてれば話は別ですが)。セルフレームのウェイファーラーが一番向いてるよーな気がします。

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80年代製のウェイファーラー。あ、レンズ入ってません(笑)ウェイファーラーはそれまでの機能性重視のサングラスとは真逆で、快適な着け心地&フィット感とファッション性の高いデザインが特徴。1953年に登場以来多くのロックスターや俳優に愛されてきた名品で、一見優等生ルックのウェイファーラーをロックなヤツがかけるとゆーギャップがまたイイですね、ちょっと気難しい男のかけるサングラスのイメージ。ビート詩人な雰囲気もあります。映画「ブルースブラザーズ」でジョン・ベルーシとダン・エイクロイドがかけてるのはコレ。「卒業白書」でトム・クルーズがかけてるのもコレ。スティーブ・マックィーンも愛用してましたね。最近ではジョニー・デップなんかもかけてますね。1999年レイバンはイタリアのルックスオティカ社(※2)の傘下へ、その流れで2004年にリム幅がやや狭い「ニュー・ウェイファーラー」がリリースされ旧来型は一旦生産中止になるも、2007年ブランド誕生70周年を機に復活しました。

G−1にティアドロップとゆー出で立ちも正直厳しい昨今、こーゆーカウンターカルチャーの匂いのするサングラスがイイんではないかと。

(※1)ミルスペックとは「U.S.ミリタリー・スペシフィケーション」、つまり米国軍用規格のことで、戦時・極地での使用を前提とした厳しい審査基準です。航空機装備品や電子機器の部品や材料から、靴や衣料・缶詰や鉛筆削りといった生活・事務用品にいたるまで、ミルスペック登録されている品目は2万件とも3万件とも言われます。

(※2)「ブルースブラザーズ(The Blues Brothers)」(1980年) アメリカNBCの人気番組「サタデー・ナイト・ライブ」の人気コーナーのキャストとバックバンドをもとに、コメディ・アクション・ミュージカルなどの要素を盛り込んでストーリー化した映画で、日本での公開は1981年。一流のバックバンドと豪華な客演ミュージシャンらが話題となって大ヒット、ブルースやR&B・ソウルなど黒人音楽に対するオマージュを謳った作品です。1998年には続編「ブルース・ブラザース2000」が製作され、故人ジョン・ベルーシとキャブ・キャロウェイ、ジョン・キャンディを除くほとんどのキャストが再登場、またB.B.キングやエリック・クラプトンといった大御所ミュージシャンらが新たに出演し話題となりました。



▲主演ジョン・ベルーシとダン・エイクロイドの黒いスーツに黒いネクタイと靴、黒いソフト帽にレイバンのウェイファーラーというスタイルは、往年のブルースミュージシャン達へのオマージュ。

(※3)「卒業白書(Risky Business)」(1983年) 大学入試をひかえた中産階級育ちの主人公が両親の留守中にひき起こすお金目あての乱痴気パーティー騒動と高級コールガールとの恋を描く、ユーモラスな青春映画。



▲主演トム・クルーズの出世作。ワイシャツにブリーフ姿で踊るシーンが有名(笑)

(※4)イタリアのルックスオティカ社はレイバンをはじめ、オークリー・キラーループ・ペルソルなどのメジャーアイウェアブランドから、シャネル・ドルチェ&ガッバーナ・ラルフローレンといったナショナルブランドのOEMまで多数手がける世界最大のアイウェアメーカー。

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テーマ:アクセサリー全般 - ジャンル:ファッション・ブランド

ハードなシルバーアクセもイイですが、もうちょっとレイドバックした感じが好きならハワイアン・フックをおすすめします。もともとはハワイ先住民のナラワイヤ(漁師)達に代々受け継がれてきた手作りのお守りで、大漁をもたらすスピリチュアルな力「マナ」が宿るといわれています。幸運を釣り上げるという意味合いもあります。

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ハワイアン・フックの伝統的なモチーフの1つ、タートル。絶滅危機種保護法で保護されているアオウミガメ(=Honu)です。ハワイの代表的な木材コアウッド(ウクレレにも使われてますね)の甲羅と、牛骨の削り出しによる頭&手足のコンビネーション。

ポリネシア(※1)地方の島民の多くは、男性女性に関わらずフィッシュ・フックか骨でできたアクセサリーを身に付けています。まさに文化の一部なんですね、ハイビスカスやプルメリア、イルカ・クジラなど代表的なモチーフはいくつもありますが、イチオシ、はやっぱりタートル!いろいろ重ね付けすると雰囲気出ます。サイズ違いの親子丼もおすすめです。

(※1)ポリネシア (Polynesia) は太平洋・オセアニア海洋部の分類の一つで、ミッドウェー諸島(ハワイ諸島内)、アオテアロア(ニュージーランド)、ラパ・ヌイ(イースター島)を結んだ三角形(ポリネシアン・トライアングル)の中にある諸島の総称。ポリネシアとはギリシャ語で「多くの島々」の意味です。

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テーマ:アクセサリー全般 - ジャンル:ファッション・ブランド

メンズのアクセサリー選びって何気に難しい…と常々思います。あんまりジャラジャラ着け過ぎるのもちょっと引かれそうだし(ハマってれば別ですが)、なんにも着けないのも潔いけどちょっと物足りない…。シルバーブーム真っ只中の90年代、当時はバイトで稼いだ小遣いを全部つぎ込んで我先にと購入したもんでした。クロムハーツを筆頭に、テイストは近いながら比較的安価なA&G、キース・リチャーズも愛用のクレイジー・ピッグ、自然をモチーフにしたBWL(ビル・ウォール・レザー)、ガボールもすごい人気(というかすごい価格)でしたね。ノブ・イケグチ(※1)とかも好きで集めたんですが…誰か知ってます(笑)?

クロムハーツはリチャード・スターク(デザイン担当)、ジョン・パウマン(革の仕入担当)、レナード・カムホート(彫金担当)らによって1989年マリブで誕生したブランド。クロス(十字架)やダガー(短剣)をモチーフにしたケルティックで気品のあるクラシカルなデザインと緻密な彫金技術が特徴。1992年にはCFDA(アメリカ・ファッション・デザイナーズ協会)アクセサリー部門最優秀賞受賞「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」を獲得、世界中のスターやセレブレティがこぞって愛用し、現在の地位を不動のものとしました。のちにジョンとレナードは会社から離れ、1995年自身のブランド「レナード・カムホート」 を設立し日本でも大ブレイク(その後権利問題で撤退、2000年からブランド名を「ロン・ワンズ」に改め展開中)。クロムハ−ツは現在ハリウッドに拠点を移し、リチャードは社長兼デザイナーとして現在も創作活動を続けています。

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クロムハーツのペンダント・チャーム系ではダントツにおすすめしたいスリートリンケッツ。もともとはリチャードが自分用に作ったもので、あまりに評判がイイ&要望が多いので商品化したとゆー逸品。1998年の作品です。ダガー・アンカー(イカリ)・クロスが1体となった3度楽しめるデザインで、ボールチェーンも軽いタッチでイイですね。ボールチェーンを短く切ってチョーカーっぽく着けてる人も多いですが、リチャード本人よろしく、みぞおちくらいまで長く垂らすほうがキマると思います。CHクロスペンダントに代表されるポロチップ(シルバー飾り)付きの革紐もカッコイイんですが、ハード過ぎてともすれば敬遠されがち。このボールチェーンを使ったスリートリンケッツやフレームドチャームの登場でかなり印象が軽くなりましたね。その後ドッグタグの登場もあって、今やボールチェーンのほうが主流かな?

日本の総代理店はご存じの通りユナイテッド・アローズですが、グローバルでは伊藤忠が権利を持ってるようです。ジャパン・マネーです。有名人やジャニーズ系タレントの着用で強烈にマス化が進んだクロムハーツ。現在のブランドイメージの是非は議論が尽きないですが、個人的には買って後悔しないブランドだと思いますね。

(※1)ノブ・イケグチは90年代半ば頃(たしか)ブレイクした国内シルバーブランド。ユリのモチーフが代表的で、ペンダント・ブレスレット・ウォレットチェーンなどを展開。気品あるケルティックなデザインにハンドメイドっぽい温もり感が上手く合わさった作風で、とても好きでしたね〜。ガボールに訴えられたという噂…。

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